- 12月16日試験全問題の完全解説は本書だけ(詳細版)
- 解説は公認心理師試験対策講座のフロントランナー京都コムニタスが責任執筆・受験生本位の解説
※問題が表・解説が裏面の表裏一体方式 問題を解くことに集中できる
※全問題に受験生の肢別の解答率を添付してあります。
みんながどこに引っ掛けられるかが歴然。
その肢が今年も狙われます。
ヤマト便がご自宅Postに投函します。
本書の特徴
- 本書は,⾠已法律研究所が京都コムニタスと協⼒して作成した、2018 年12⽉16⽇試験についての詳細かつ正確な解説書です。
※解説の例は、末尾参照 - 問題・解説表裏⼀体型
これは,⾠已法律研究所が法律系資格の本試験の解説本で30年以上⾏ってきた⽅式であり,これにより問題を解くことに集注できる として 受験⽣に好評を得てきた⽅式です。 - 必要⼗分な分量の解説・必携テキスト参照ページ
解説では,必要⼗分な分量の解説を掲載しています。また,参考⽂献の他に,受験⽣の多くが使⽤している「公認⼼理師必携テキスト」(学研 メディカル秀潤社)の参照ページも適宜掲載しました。 - 全受験者数 1083⼈中144⼈の解答再現 Data に基づく正答率と肢別解答率データ
解説編の各問に⾠已法律研究所が京都コムニタスと協⼒して実施した出⼝調査(全受験者1083⼈のうち,144⼈の受験者の解答データ)に 基づく正答率と肢別解答率データを掲載しています。ぜひ参考にして勉強してください。
- 難易度表⽰
京都コムニタスの責任において難易度表⽰を付けました。各解説の冒頭のパネルの左側に記載されています。ランク付けは以下の通りです。- 難易度1
- (全68問)基本的な出題。この問題は基本的な知識が問われていたり,選択肢において⽐ 較的迷わずに正答できるようになりましょう。
- 難易度2
- (全67問) 選択肢の絞り込みはできるが,残りの2択,3択で正答に迷う問題。この難易度の問題は解けるようになりましょう。
- 難易度3
- (全19問)正答を導き出すのが難しい問題。かなり細かい知識が問われていたりするので,なかなかここまで勉強しておくのは難しいかもしれない問題。
- 体系⽬次と正答率⼀覧
冒頭には,⽬次のほか,体系⽬次(問題を体系順に並べた⽬次)と正答率⼀覧を掲載しています。問題を体系的に学習できたり,正答率の⾼い問題(いわゆる落とせない問題)を選んで学習することができます。ぜひご活⽤ください。

①不適切。 「評価」とは,仕事ぶりを評価する等のようにその⼈や物の価値を判断したり認めたりするという意味である。スーパービジョンにおいても,スーパーバイザーはスーパーバイジーからのケースの報告を受けて,そのケースにおけるスーパーバイジーの応答や対応について適切か否かを「評価」した上で,その対応を認めたり,より 適切な対応を検討したりする。
②不適切。 ⽇本⼼理臨床学会の倫理綱領では,第6条に教育・訓練などのために秘密が公開される場合は,事前にクライエントの同意が必要であるとされている。よって,スーパービジョンを⾏う際も,この第6条の場合に該当すると考えられるため,事前にクライエントの同意が原則として必要ということになる。
③適 切。 スーパービジョンの基本モデルには弁別モデル,発達モデル,システム・モデルの3つがあり,この発達モデルにおいては,明確な発達段階が⽰されているわけではないものの,セラピストそれぞれの経験年数や成⻑志向性によって発達の段階は異なり,それぞれの専⾨性の発達に合わせてスーパービジョンが⾏われる必要があると考えられている。
④不適切。 ⼤学院の臨床実習でケースを持ち始めた頃に受けるスーパービジョンは,そのケースのプロセスで起こったことの最終責任はスーパーバイザー(あるいは,スーパーバイザーを雇⽤した⼤学)にあるが,⼤学院修了後に⼼理の専⾨家としての資格を取得して仕事で担当しているケースについて受けるスーパービジョンの担当ケースの責任はスーパーバイジーが負う。
⑤不適切。 スーパーバイザーは,スーパーバイジーがスーパービジョンを通して,セラピストとしての⾃⾝の課題や問題に⾃ら気づき,⾃らその課題を解決していけるように取り組みを促すことが求められるため,気づいたことのすべてについて説明過剰にならないことも必要である。
【⽂献情報】
- ⾦沢吉展(2017)臨床⼼理学の倫理を学ぶ p.167 東京⼤学出版会
- 平⽊典⼦(2017)増補改訂 ⼼理臨床スーパーヴィジョン p.38,39 ⾦剛出版
- ⽇本⼼理臨床学会編(2011)⼼理臨床学事典 p.124 丸善出版
- 岡堂哲雄監修(2005)臨床⼼理学⼊⾨事典 p.13 ⾄⽂堂