事例問題は1問3点!
2018年9月9日試験を例にとると、
【一般知識(単純正誤)問題は116問で116点 /事例問題は38問で114点】
しかも受験生の正答率は高い。
ならば、事例問題を征服しましょう。
本書は、現任者講習会の実施団体である一般社団法人東京メディカルアンビシャスが2019年公認心理師試験受験生のために企画・制作した、事例問題に特化した解き方本です。
素材は、2018年本試験問題の
?9月9日問題38問プラス?12月16日問題から特にセレクトした27問、計65問。
本試験問題を解くことで、本試験の傾向と難易度を【体感】できます。
且つ、1問1問解きながら【事例問題の解き方】が理解できるように工夫されています。
ヤマト便でご自宅へお届けします。
なぜ「事例問題」なのか?本書企画の趣旨
一般社団法人東京メディカルアンビシャス
結論:事例問題の重視は公認心理師試験合格戦略上のコスパが抜群にいいからです。
理由①配点が3点であることの威力
2018年9月9日の本試験を例にとるなら、
単純正誤問題116問 (75.3%)→多い
事例問題 38問 (24.7%)→少ない
これを配点でみると状況は一変します。
単純正誤問題:116問×1点=116点(50.4%)→同等
事例問題: 38問×3点=114点(49.6%)→同等
なんと得点ではイーブン。つまり、単純正誤ではアクセクと116問も解く必要があるのに、同じ得点を事例問題ならユウユウと38問を解くことで稼げるわけです。これだけみても、事例問題を重視することは非常にコスパが良いことが分かります。
理由②事例問題は正答率が極端に低い問題が少ないので挑戦するコスパがいい。
試験問題を154問も出せば、中には必ず受験生の歯が立たない問題、つまり正答率が極端に低い問題が必ず何問かは発生してしまいます。(こういう誰も解けない問題は、場合によっては捨ててしまってもいい問題です)では、2018年9月9日試験ではどうだったか?
単純正誤問題では、116問のうち受験生の正答率が30%を切るような難問が、全部で17問もありました。これに対して、事例問題では、30%以下の正答率の問題は0(ゼロ)でした。40%以下なら、単純知識では24問、事例では3問でした。
※辰已法律研究所が2018年試験終了に実施したWeb再現の5961件のDataに基づく分析です。
理由③事例問題を作成できる分野は、比較的限られてくること。
単純正誤問題では重箱の隅をいくらでもつつけますが、事例問題ではそうはいかず、出題分野はおのずから限られてきます。
ですから、先ずは、2018年の本試験問題を素で解いてみて欲しいのです。敵が攻めてくる分野や攻め方を「体感」することが最も効率の良い本試験対策となります。この「体感」により、どんな問題が出ても対処できる背骨ができます。そして本の読み方が変わります。
●今回、当企画では、山口勝己先生という最適な著者を得ることができました。
先生は、臨床経験の豊富な研究者であり且つ数多くの学生の指導経験もある方です。
本書を存分にご活用いただき、皆さん全員が次なる公認心理師本試験を見事突破されんことを心からお祈り申し上げます。
ネコポスでご自宅に郵送します。ポストへの投函となりますので、ご不在でもOKです。
本の内容について
◆事例問題は得点源! 2018年本試験問題を解き解説することで、「事例問題の読解力」を身につけることを狙いとする「事例問題の【解き方】本」です。
扱う問題>2018年9月9日試験全38問、同12月16日追加試験問題中セレクト27問
◆これは便利! 問題・解説の表裏一体構成! ①各事例問題は体系別・分野別に並び替えてありますので、自分で勉強する際に横において並行的に事例問題を学習できます。現任者講習会は受験対策講義ではありませんが、受講の際に並行して読まれることをお勧めします。
②辰已法律研究所独自の問題解説の表裏一体形式です。
先ず問題を何もなしに自分の頭で解いてみて下さい。解説及び解き方ヒントは、問題文の裏面に掲載されていますので、緊張感とスピード感があります。
◆関連知識で知識の幅を広げよう メインの9.9問題については、「関連知識」を適宜掲載しています。ひとつの事例を解くことに関連して、さらに知識の幅を広げることを狙っています。
◆出口調査に基づく正答率と肢別解答率データ掲載! 各問に辰已法律研究所が京都コムニタスと協力して実施した出口調査に基づく正答率と肢別解答率データ(9/9試験=5961件/受験者数35,020人、12/16試験=144件/受験者数1,083人)を掲載していますので、受験生がどこにひっかかるのかが良くわかります。2018年の解答再現Dataの収集は辰已法律研究所だけでした。
◆ユニークな面白くて有益な情報も掲載しました。事例を超えた情報です。
本試験分析情報(More information) 21本掲載!
No1 事例問題は得点源です!
No2 難しすぎる問題・易しすぎる問題
No3 合格点は?いったいどれくらい採れればいいの
No4 問題の体裁は ?問題数は
No5 解答形式は ?解答時間はどれ位あるの?急げ急げ 点数配分は
No6 ちょっと変わった調査をしてみました。2018試験/試験委員はどの肢に正解を持ってきたか
No7 問題の分析
No8 迷う問題・迷わない問題
No9 (続) 迷う問題・迷わない問題
No10 2018年問題と2018年版ブループリントとの対応は
No11 2018.9.9試験再現/臨床心理士資格保有者とそれ以外の方の比較
No12 受験者数・合格者数・合格率
No13 合格者の内訳(男/女)
No14 合格者の内訳(年齢)
No15 合格者の内訳(都道府県別)
No16 2018年合格者受験区分別割合
No17 2018.9.9解答再現Dataの総合得点分布
No18 問題の形式
No19 合格者体験談:Gルート「現任者講習会」を事例問題対策に活かす方法は
No20 合格者体験談:事例問題を解くときの「コツ」心構えは
No21 合格者体験談:実務経験との関係はどうでしたか?